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麻布ハレー

松久淳+田中渉/著 誠文堂新光社/刊 定価1300円(税別) 2017年3月1日発売

1910年、麻布天文台。ハレー彗星が飛来したその年、僕は彼女に出会った。

麻布に国立天文台があったその時代、76年に1度の周期でハレー彗星が地球に接近しつつあった。
岩手から作家を志して上京していた青年・佐澤國善は、下宿先の少年・栄が天文台に忍び込んだことをきっかけに、ハレー観測を控えた天文台員の人々と交流を深めていく。
うだつのあがらなかった國善はそこで、自分がなすべき仕事に思わぬ形で気づいていき、そして、晴海というかけがえのない存在となる女性と出会う−−。

星が、綺麗ですね。

松久淳+田中渉の新作は、ハレー彗星の到来と、一人の青年の恋と成長がシンクロしていく、ちょっと不思議な物語です。

 

 

<出版社より>

ハレー彗星は、宇宙をめぐり76年毎に地球へ接近して、その雄大で美しく、そして威厳のある姿を人々の前に現わします。

小説の舞台は、1910年、1933年、1986年。そして2061年。

1910年、1986年、ハレー彗星の出現とともに恋が始まります。

1910年、天文台で出会った不思議で美しい女性、晴海。売れない小説家志望の国善。
ふとしたキッカケで麻布にある天文台で出会い、惹かれあい、すれ違う二人。
なかなか進まない晴海にかくされた謎を感じ始める国善。

時代は流れ1933年、1986年、そして次にハレー彗星が地球に接近する2061年。
晴海の謎が解かれ、再び想いが時代を超えてつながる予感が…。

※月刊誌「月刊天文ガイド」初の連載小説「麻布ハレー」に加筆し、書籍化したものです。(2015年11月号(同10月5日発売)より2017年1月号(2016年12月5日発売)まで)

 

アルバム『麻布ハレー』

●「麻布ハレー」の発売に合わせ、コラボイメージソング集がリリースされます。
3月1日発売:V.A.『麻布ハレー』(MUCD-1379 税込1500円)
「麻布ハレー」を読み、インスパイアされた女性アーティスト3名が楽曲を綴っています。
MILLEA(ミレア)の他、ピアニストmayo(岡本真夜)、バイオリニストAyasaが参加。
●これに伴い、松久は以下のイベント、ラジオ、雑誌に出演・参加予定です。
MILLEA Special Live in 名古屋「星の詩」 2月28日(火)17:30- 名古屋今池ガスホール *ライブのトークゲスト予定
アルバム『麻布ハレー』発売記念イベント 3月8日(水)18:00- 銀座山野楽器本店 7F イベントスペース JamSpot 出演者】Ayasa、mayo(岡本真夜)、MILLEA *書籍のサインなどの予定
・ラジオ日本「ムーンラウンジ846」(パーソナリティ 八代亜紀 MILLEA) 3月6日(月)23:15- *ゲスト出演
・IBC岩手放送他8局NET「MIILLEAの話してミ・レ・ア」 3月2日(木)21:00-
・「天文ガイド」4月号(3月3日発売) 松久、田中、MILLEA座談会
・ 5月16日、「麻布ハレー」トーク&サイン会を、八重洲KITTE内東京シティアイにて開催しました
・ 6月10日、「麻布ハレー」 トーク&サイン会を、神保町書泉グランデで開催しました

 

 

illustration by wataru tanaka