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新装文庫版「天国の本屋〜恋火」

松久淳+田中渉/著 新潮文庫/刊 定価540円(税込) 2007年7月1日発売
(*旧文庫版とはイラストが多少違い、短編「ほたる」を追加収録しています )

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 10年経ったら、いっしょになろう――。若き女性ピアニストと花火師の恋は、突然終りを迎えた。それから十余年。伝説と化した「恋する花火」と「恋するピアノ組曲」が残った――。

 職を失った31才のピアニスト・健太は、謎のアロハシャツの男・ヤマキに出会う。「仕事がないならウチの本屋でバイトしないかね」そう声をかけられた健太は、目を覚ますと本屋にいた。しかも、そこは天国にある本屋だという。彼はそこで、耳が不自由な女性に出会う。彼女は天才ピアニストだった。

 一方、傾きかけた商店街復興の窮余の策として、飴屋の娘・香夏子は、以前開催されていた河川敷の花火大会の復活を計画していた。そこで、彼女は伝説の花火師の男と出会う。

 ほぼ同時期。天国と現世で、健太と香夏子は、ある”悲しい恋”の結末を知ることになる。それを聞いたふたりは、それぞれある”決意”を胸に抱く−−。

 

 「恋火」文庫 (天国の本屋 恋火)

松久淳+田中渉/著 小学館文庫/刊 定価540円(税込) 2004年5月11日発売

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「恋火」

松久淳+田中渉/著 小学館/刊 定価1200円(税別) 2002年9月12日発売

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左から 中国版(2006.3) 映画DVD(2004.11.25) 映画公開(2004.6.5) 舞台化(2003.8.6-9)